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働く女性のマンション一人暮らし全面改装。

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リフォームポイント

マンションのほぼ全面改装です。シャープなイメージでスッキリ生活がリフォームのテーマです。とかくごみごみしがちなキッチン周りと居間に収納の機能性と色の視覚効果を持たせてスッキリ感を演出しています。ここでは古いマンションに見られる大きな段差をどこまで解消してかつ防音を図るかにちょっとした工夫をしています。

リフォームデータ

工事部位:トイレ・キッチン・ユニットバス、リビング、居間

工事期間:20日間  工事金額:415万円

 

お客様のコメント

リフォームする際、管理会社や組合への通知、工事のご挨拶など全て代行してやってくれましたので、私自身は下階と両隣だけ一緒に行くだけですみました。工事は監督さんが付きっ切りで見てくれましたので、工事期間中も安心して仕事へ行けました。工事の見えない部分の様子も写真でみせてくれましたので、今どのように進んでいるのかが素人でも理解できました。

▼キッチン工事前
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▼キッチン工事完成
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詳細

 終の棲家にしたいという事で相談がありました。お施主様は女性のお一人住まいでお仕事をバリバリこなすキャリアウーマンの方です。まだまだ、元気なうちにできることをやっておきたいとリフォームを決意されたようです。この考えはとても良い事だと思います。 

 

60歳を過ぎても元気にお仕事をされておられる方はたくさんいらっしゃいます。しかし、それが逆に災いをしています。私も人のことは言えませんが、ほとんどの方は病気を自覚して初めて病院に行きます。それはまだマシな方で、だましだましでなかなか行かない人もいらっしゃいます。これと同じで、自分が家に合わせて(だましまだし)生活をすれば何とかなると考えてしまいます。だからいつまで経っても雨漏りを直さない、水漏れを直さない、バリアフリーなんて必要ない、となってしまうのです。大抵これらの要望でお伺いをすると劣化がかなり進んでいる事が多く補修費用は高額にならざるを得ません。たちの悪い事に家と同時に家主も劣化(失礼!)していきます。決意した時には、仕事の一線を退き収入が激減している、精神的にも肉体的にも疲れやすい、思いもよらず劣化が激しく費用がかかる、毎月の医療費も増えてきたなど頭を抱えてしまう状況が現実に起こっているのです。

▼工事前のキッチン
工事前のキッチン
▼工事完成のキッチン
工事完成のキッチン

こちらのお施主様はそうした事を見込まれてしっかりと人生設計をされておられます。こうした方はリフォームの目的も明確ですので、非常にヒアリングがスムーズです。ヒアリングがスムーズだと、しっかりとコンセプトが設定できますのでより納得できる提案が可能です。年齢を重ねれば人が変わる。人が変われば好みや味覚なども変化します。当然、使う道具も変わってきます。これら全てを予測して対応することは不可能ですが、基本ベースをしっかりと作りこんでおけば後は表面的な機能の付加で対応できます。このキッチンではとかく雑然としがちなところをスッキリさせて、楽しく料理ができることに心がけています。楽しくというと赤やオレンジなど明るい暖色系が好まれますが、若い方ならいいかもしれませんが、将来を見据えたプランではあまり邪魔をしない色が良いと思います。好みがありますが無彩色は邪魔になりません。今回はグレーで冷蔵庫とも揃えています。無彩色には他に白と黒がありますが、同じ系統でもグレーは色の意識があります。気分を落ち着かせすっきりシャープにイメージと適度な視覚への訴求を持たせる、そんな意図を盛り込みました。

▼居間の工事前
居間の工事前3-6
▼居間の工事完成
 居間の工事完成

右の写真は工事前の居間です。畳にカーペット敷きでした。これをフローリングと一面クローゼットにすることで非常にスッキリとキマッテいます。既存の家具もクローゼット内に収めています。サッシ横に柱型が出ていましたがこれもすべてクローゼット内に収めてマンション場合、構造上どうしても段差の解消ができない場合があります。それはフラットなコンクリートの箱の中に造りこんでいくからです。当然、水周りの設備配管関係やサッシ周り、和室の畳とカーペット・フローリングとの厚みの差などそれぞれの関係で段差が生まれます。もっともバリアフリーの考えが設計士・建設デベロッパー側に無かった事が一番大きな理由ですが。ここ数年のマンションではこうした考え方を取り入れて、構造上ユニットバスの入る空間の床レベルを下げるなど工夫しています。こちらのマンションはそうではなく一般的なタイプです。

 

▼二重床の断面
二重床の断面
▼フローリング割付
フローリング割付

 

マンションの畳は戸建のものとは違って薄いタイプが使われている事があります。通常は55mmぐらいの厚みで来ますが実際に確認をしなければ危険です。思わぬ厚みで収まっている可能性も否定できません。大抵の古いマンションは浴室周りが一番高くなっていますので、バリアフリーを考える時はこちらにあわせていくことになります。ただし、天井高との関係やサッシや扉との収まりなど全体を検討して床レベルを決定します。また、フローリングで仕上げていく場合には防音も考慮する必要があります。一般的にはレベル差が大きい場合、二重床(上げ底)にして遮音等級の高いフローリングを選択します。しかしあまり等級の高いものはあるくとふわふわしてちょっと違和感があります。「これ、ホントに木なの?」と言われる方がいます。私どもでは、こうしたデメリットを解消してさらなるメリットを加えるため、マンションにおいては特に上記のような仕様で行っています。このシステムにより50mm以上の大きな段差を解消し、コンクリー ト床の微妙な不陸も個別に微調整できます。さらに二重床の太鼓による音の問題を断熱材の充填で防止します。床下断熱も取れて一挙両得です。床下で防音を取っていますので仕上げのフローリング等級を1,2ランク落とす事ができ、歩行時の違和感が解消できます。見た目だけでなくちゃんとしたフローリングの床を実感できると思います。

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