名古屋市でリフォームをするならリフォームのマンエイ
〜快適な空間を創る名古屋市緑区の工務店マンエイのリフォーム〜シックハウスへの対策
とにもかくにもまずは換気してください。(ただし、換気によって室内に取り込まれる空気が汚れていない事が前提です。もし、汚れている場合は空気清浄機などによる汚染の除去が必要です。)
シックハウスは室内空気汚染による健康被害ですから、これを清浄な空気にしてやれば良い訳ですね。真冬や真夏では開け放つ事は中々できないと思いますが、5分でかまいませんから空気を入れ替えましょう。
換気扇があればそれを回せば良いでしょう。いわゆるショートサーキット(換気口周辺の空気が入れ替わっているだけで、居室全体の空気はよどみができ、ほとんど入れ替わらない状態)にならないよう、対角にもしくは、できれば同一面で給気口を確保(窓やドアを開けるなど)しましょう。
この事に関連してちょっと面白いシュミレーションがありますのでここでご紹介します。
東京大学生産技術研究所の加藤信介氏によれば、天気予報に持ちいられる数値流体力学の手法により、給気口と排気口の位置が分かっている場合には、人が呼吸する空気にどのくらいの汚染物質が含まれているかを予測する事ができる、としています。
ここでのポイントは立っている時と寝ている時でどれくらい汚染空気を吸うかを検証している所です。実生活上突っ立ったまま動かずに過ごす事はあまり考えられないので、寝ている状態でどうなのかが参考になると思います。
寝ている場合は、人の動きによる空気の攪拌や風速分布の変動を考えなくても良いからです。また、体温による上昇気流の影響も見やすいと言えます。結論から言えば、寝ている場合では呼吸する空気に含まれる汚染物質の73%は床から発生していると予測しています。やはり床材の選定は優先順位が高いようです。それと共に頭を向ける方向も給気口と排気口の位置に応じて変えていけばより汚染空気の吸入量を減らせるかもしれません。
ところで時々、自然素材や光触媒などをうたい文句に「シックハウス対策」と称して営業を行う大手マンションデベロッパーやハウスメーカー・工務店があります。
方向としては間違っていないのですが、ほとんどの場合現場での知識や経験が浅いため不十分なものばかりです。宣伝文句から想像するほどの効果は得られないのが現状です。ここでぜひ確認しておきたい事実があります。
実験室で得られるデータは研究者の意図によっていかようにも操作可能であると言う事です。つまり最終的に営業活動で有利なデータの見せ方ができるという事です。また、「シックハウス対策法に準拠しているから安心です。」こんな営業トークもすっかりおなじみになりました。ここまで読んできた方ならもうお分かりですね。安心とは何か?根拠は?そんな疑問が浮かんできたはず。
自然素材や光触媒はあくまでツールで、その適用はケースバイケースですね。このケースバイケースを判断するためには、そうした体制が必要なはずです。少なくともこれからの建築事業者は医師と化学分野の研究者との連携がとれている体制が求められると思います。日頃の相談者とのコンタクトによる現場レベルの知識と経験に加え、化学専門家との連携による原因の追究と対策。医師の協力による診断・治療。これらが整っている状態からはじめて「シックハウス対策」はスタートするのです。
当社ではこの問題に早くから取り組みそうした体制づくりをしています。





