家づくりレポートNo7 結露
結構このブログを見ていただいている方が多いことに驚かされています。
一般の方はもとより、同業のプロの方の方からも「時々覗いています。」なんて声を掛けられます。でも…文字ばかりなので、一般の方は途中リタイアが多いのではないかと、懸念しています。(すみません。)BUT…それなりの情報提供はできていると思いますので、頑張って最後まで読んでいただくと、本屋さんで住宅本を立ち読みするくらいの知識は入るのではないでしょうか?
「いやあ~。」うかつな事は書けませんね。改めて身が引き締まる思いです。。
住宅の気密性能が上がるにつれて、結露問題がさらにクローズアップされてきていますね。特に、壁の中で結露する「壁体内結露」問題は、この秋に成立しました住宅瑕疵担保履行法の施行に伴って今後さらに大きな課題になってくるはずです。
リフォームをやっていると、戸建住宅では案外築15年程度の建物が壁体内結露を起こしている例が多いように思います。では、それより古い住宅が良いのか?と言うとそうでもなくて、それよりずっと古い住宅は更に断熱性・気密性が低いため、開口部(窓、玄関他)等で表面結露はすれども、壁体内結露には至らないと言えます。もちろん表面結露によってできた水滴が壁内へ進入して結果的に壁体内に留まるという事はあり得ます。そもそもヒートショックや省エネなどの他の問題もありますので、一概にどちらが良いとは言えませんが、問題が目に見えるという、最近流行の「見える化」で、ここでは表面結露に分があるとしておきましょう。
どちらにしても、結露は住宅にとって非常に大きな問題につながる恐ろしい課題です。
解決のためには、まず、単純な収まりや構造にするということですね。頭で考えて机上で計算したものなど、人間が現場で造るという事と自然環境の前では無残なものです。雨仕舞いに基本的な事を基本どおりやる。施工チェックする。これだけでもずいぶん変わってきます。そういう基本施工が現場でできるという前提で理想的なシステムがあり、チャレンジに値するのです。
それで困っているのがOMソーラーなどの空気を循環させるタイプの住宅ですよね。シックハウス問題という別の側面がでてしまいましたね。私も被害者に話を聞いたことがあります。今はかなり指導が行き届いて改善されているとは聞いていますが…。
これらは理想系なんです。でもそれが全ての現場で実現できるかどうかは別です。そこを見ていないからチャレンジではなくギャンブルなんです。チャレンジとは一定の性能などが保証されていて、そこからさらにどこまで伸ばせるかと言うことです。ギャンブルとは、良くなるか、悪くなるのか?どちらもあり得るという事です。家づくりでどちらをとりますか?
話が少し離れてしまいましたが、様はもっと自然環境に対して謙虚になって信頼性ある方法で確実に施工することですね。その上でチャレンジするならするで方針を立てて行い、メンテナンスできるようにしておくことでは無いでしょうか。





